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【ポモドーロ・テクニック入門】内的中断:作業を中断してさほど重要でない行動をしてしまうこと


事例1: 動画に集中できない悩み「ついつい検索したりLINEを確認してしまう」

 最近、TVやYouTubeなどの長時間動画を見続けることが難しくなってきました。なんか気になって検索しちゃったり、スマホでLINEを見ちゃったりします。昔はボーッとTVを長い時間見ていたのに、今は全く駄目です。
動画だけならまだ良いですが、勉強などにも同様の症状が出ています。私の場合、検索癖があって、ドキュメンタリーを見ている途中でもすぐにググってしまいます。その結果、集中力が酷く落ちているのを実感しています。
同じような方、いらっしゃいますか?集中力を取り戻すためにどうしたら良いのでしょうか。アドバイスをいただけると嬉しいです。


事例2: TikTokやYouTubeの短い動画ばかり観て集中力が低下した

 ちょっと前、自分も同じような感じでした。TikTokやYouTubeの短い動画を見続けていると、長時間何かを集中して見て考える能力が衰えていく傾向があると思います。これは持論ではなく、最近はそのことについて危惧する人も増えてきました。
普段からYouTube、Instagram、TikTok、Twitterなどの短時間動画をよく見ていませんか?もしそうでなければ、スマホ依存症の可能性があります。その場合はスマホ断ちを試してみると改善するかもしれません。
このように、短い動画視聴やスマホ依存が集中力の低下に影響していることがあります。同じような経験を持つ方が多く、改善策としてスマホ断ちが有効です。


集中できないのは病気?

 集中できない原因には、ブレインフォグ、ADHD、ぐるぐる思考などが考えられます。以下に、集中できない、別のことを考えてしまう症状とその原因となりうる病気や状態についてまとめます。

  • ブレインフォグ
     頭がぼんやりとして、考えることや集中することが難しい状態です。記憶障害や集中力の低下がみられ、うつ病や環境要因が引き起こす可能性があります。
  • 強迫症
     本人が望まない場合でも、繰り返し頭の中に生じる考えやイメージ、衝動(強迫観念)が割り込んできます。
  • ぐるぐる思考(反芻思考)
     過去についてネガティブな思考を繰り返し、くよくよと考え続けてしまう傾向です。うつ病などの精神疾患の症状や重症化要因となります。
  • ADHD(注意欠如多動性障害)
     不注意、多動性、衝動性などの症状が中心的な発達障害です。興味関心のないことには集中できない、落ち着きがない、衝動的に行動してしまうといった症状が見られます。
  • 統合失調症
     脳内の考えや感情をまとめる機能が十分に働かなくなる状態が長く続く病気です。集中力の低下、感情や意欲の減退、社会的引きこもり、無関心などの陰性症状がみられます。

 また、病気ではないが集中できない場合もあります。日常生活の中でスマホの過度な使用やストレス、睡眠不足などが集中力の低下に影響することがあります。これらの要因を見直し、改善することで集中力を取り戻すことができるかもしれません。



ポモドーロ・テクニックの紹介

 ポモドーロ・テクニックは、2009年にシリロの著書『The Pomodoro Technique』(日本語版:『どんな仕事も「25分+5分」で結果が出る ポモドーロ・テクニック入門』)や公式サイトで紹介されました。


具体的な手順

  • タスクを選ぶ: 達成したいタスクを決めます。
  • タイマーを設定する: キッチンタイマーを25分にセットします。
  • 集中する: タイマーが鳴るまでタスクに集中します。
  • 休憩する: 5分程度の短い休憩を取ります。
  • 繰り返す: ステップ2〜4を4回繰り返したら、15〜30分の少し長めの休憩を取ります。


注意点

  • タスク中断時: ポモドーロの途中で急用が入りタスクが中断された場合、そのポモドーロは終了とみなし、新しいポモドーロを開始します。
  • 内的中断: メールチェックや連絡など、内的中断は目標設定が適切でないことが原因であるとして、適切な目標設定が重要です。
  • タイマーの音: タイマーは音が鳴るものが良いです。音が鳴らないと常にタイマーに注意を払う必要があり、集中の妨げとなります。


ポモドーロテクニック入門編

 ポモドーロテクニックは、25分間の集中作業と5分間の休憩を繰り返す時間管理術です。この方法を使うことで、集中力を維持しつつ生産性を上げ、効率的にタスクに取り組むことができます。


主な特徴

1ポモドーロ: 25分間の集中作業を1ポモドーロと呼びます。
長めの休憩: 4ポモドーロごとに15~30分の長めの休憩を取ります。
脳の働き方に基づく: 長時間の集中作業には限界があることを考慮しています。
生産性の向上: 短期間集中して作業に取り組むことで、生産性やパフォーマンスを高めます。
多様なシーンで活用: 学習、研究、仕事など様々な場面で利用できます。


起源

 ポモドーロテクニックは、イタリアのコンサルタント、フランチェスコ・シリロ氏が1987年に考案しました。トマト型のキッチンタイマーを使用して作業と休憩の時間を計測していたことから、この名称が付けられました。


活用のポイント

余暇の時間を予約する: 忙しいとわかっているのに動画を見たり、ネットショッピングをするのを避けるために、余暇の時間を自分に予約します。
有効に使う: 1日の間に4~5ポモドーロ実行した後、15分の昼寝や30分の散歩など、予約した空き時間を有効に使います。


ポモドーロテクニックを活用することで、効率的に作業を進めながら、自分の時間も大切にすることができます。


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